グーグル新Pixelは日本市場を強く意識。コンパクトハイエンドから折りたたみまで4モデルを展開する狙い
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グーグルはスマートフォン4機種とスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンを1機種ずつ発表 Androidスマートフォンの盟主、グーグル。自社ブランドのスマートフォン「Pixel(ピクセル)」シリーズの最新モデルには、日本ユーザーの声が取り入れられているという。なぜ、グーグルは日本市場にこだわるのか。 【写真で見る】高性能コンパクトモデル「Pixel 9 Pro」は日本市場の要望を受けて開発されたという ■注目は「小さくて高性能」なPixel 9 Pro グーグルが8月14日(日本時間)に発表したPixel 9シリーズのラインナップおよびオンライン直販の最小構成時価格は以下のようになっている。 Pixel 9:12万8900円~ Pixel 9 Pro:15万9900円~ Pixel 9 Pro XL:17万7900円~ Pixel 9 Pro Fold:25万7500円~ 上からスタンダードモデル、コンパクトハイエンド「Pixel 9 Pro」、大画面ハイエンド「Pixel 9 Pro XL」、グーグルにとって2世代目となる折りたたみスマホ「Pixel 9 Pro Fold」だ。 【写真】高性能コンパクトモデルのPixel 9 Proのほか、Pro、XLなど。カメラ部のデザインはさらに個性を増した 注目は、日本市場の声を受け「小さくて高性能」なPixel 9 Proを投入した点だ。Pixel 9 Proは、スタンダードモデルであるPixel 9と同じ6.3インチの画面サイズながら、上位モデル同等の性能を備える。 グーグルのPixelシリーズ担当バイスプレジデント、ブライアン・ラコウスキ氏は「日本市場からの声を受けてProモデルを小型化した。日本のユーザーから、片手で持てる高性能なスマホが求められていることを強く認識している」と説明する。 実は日本の要望を積極的に取り入れるには理由がある。日本は現在、Pixelシリーズの重点販売国となっているからだ。IDCのレポートによると、グーグルの国内スマホ市場シェアは2022年の1.5%から2023年に10.7%へ拡大。対前年成長率で527%に達した。 ■アップル同様に独自開発のチップを搭載 新モデルでは本体の素材も一新した。グーグルがカメラバーと呼ぶ背面カメラ部の出っ張りの形状が見直されている。重量バランスについても再設計され、手に持った際の重心が安定し、持ちやすくなっている。 Googleが新型スマホ「Pixel 9」シリーズ発表 最先端“生成AI”活用しカメラ機能など強 グーグルは日本時間14日、新型スマートフォン「Pixel 9」シリーズを発表した。 【画像】新型スマートフォン「Pixel 9」 生成AIで合成写真を作ることも可能に 「Pixel 9」シリーズには、グーグルの最先端の生成AI(人工知能)が搭載されていて、インターネットなどを使った、さまざまな検索機能が強化されたほか、カメラ機能も大幅に向上している。 撮影した写真の背景をAIが生成することにより、写真の画角を調整したり、2枚の写真を合成して集合写真を作成する機能などが追加された。 一方、最新の折りたたみスマホ「Google Pixel 9 Pro Fold」は、折りたたみスマホとしては業界最薄で、背面の画面にキャラクターを表示することにより子どもの注意を引き、簡単にカメラ目線の写真を撮影できる機能なども搭載している。 8月22日より「Google Pixel 9」を12万8900円から、「Google Pixel 9 Pro XL」を17万7900円から購入でき、ほかのモデルは後日発売される。 また、現地時間13日に、グーグルがカリフォルニア州マウンテンビューで行った「Google Pixel 9」の発表会には、世界中のメディアが集まった。 例年より発表時期を早め、ライバルのアップルよりも早い新作の発表となり、AI機能を前面に押し出した商品発表となった。
内部リンクとは? SEOに効果的な貼り方を初心者向けに解説!
- 内部リンクとは? SEOに効果的な貼り方を初心者向けに解説!
- 「内部リンクって何?」
- 「SEOと内部リンクってどう関係しているの?」
- 「どうすれば効果的に内部リンクを使えるの?」
このような疑問をお持ちの方は多くいると思います。
そこでこの記事では、前半は内部リンクとは何か、そして後半ではSEOに効果的な内部リンクの貼り方について、初心者にも分かりやすく簡単に説明していきます。
■内部リンクとは
まずは内部リンクの意味や基礎的な内容を4つに分けて説明します。
- 内部リンクの意味
- 内部リンクと外部リンクの違い
- 内部リンクをしっかりと整備・最適化するメリット
- 内部リンクを整備・最適化しないデメリット
順番に見ていきましょう。
1.内部リンクの意味
内部リンクとは、「同じWebサイト内のページとページをつなぐリンクのこと」です。
例えば、今このページを見ているのは、内部リンクとは何かを知りたい方だと思いますが、関連するSEO(検索エンジン最適化)などの用語についても知りたい方のために、以下のような参考ページにアクセスできるようにしておくと便利です。
この文章にはリンクが貼られており、同じWebサイトの別のページに飛ぶことができます。これが内部リンクです。
このように内部リンクで関連性の高いページ同士をつなぐことで、訪問者のウェブ滞在時間を延ばすことができ、より多くのページを閲覧してもらえます。
そして、サイトの訪問者もページ間を移動しやすくなり、サイトを閲覧しやすくなるメリットがあります。
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2.内部リンクと外部リンクの違い
内部リンクは前章で説明した通り、「同じWebサイト内のページとページをつなぐリンクのこと」です。
一方、外部リンクとは、読んで字のごとく「外部のウェブサイトからリンクを受けること(※)」を表します。
サイト内部のWEBページ同士をつなぐリンクであるか、外部サイトからリンクが貼られているかの違いです。
※外部リンクには、正確には「外部発リンク」と「外部被リンク」の2種類があります。以下の記事では「外部被リンク」の意味を紹介していますので、詳しく知りたい方は下の参考ページをご覧ください。
3.内部リンクをしっかりと整備・最適化するメリット
内部リンクを整備・最適化するメリットは大きく2つあります。
A.クローラーが巡回しやすく、訪問者にも快適なサイトになる
クローラーとは、インターネット全体のすべてのWebページの内容を把握し、ユーザーの求める情報の「検索順位を決める要素を収集するロボット(コンピュータープログラム)」のことです。そのロボットがページの内容を検索エンジンのデータベースに分類・記録していくことを「インデックス」と呼びます。
内部リンクが整備・最適化されているWebページでは、クローラーが巡回しやすく、早くインデックスを促進することができます。
同時に訪問者にとっても、快適で見やすいサイトになります。
内部リンクを貼っておくことで、ページ間を簡単に移動することができるからです。
関連性のあるコンテンツには、内部リンクを設置することで、クローラーにも訪問者にも快適なサイトを目指せます。
B.サイト内の重要なページがGoogleに伝わる
内部リンクをサイト内の重要なページに対して多く設置することで、「被リンク」のような効果を得られます。そうすることでGoogleにサイト内の重要なページを認識させ、リンクの多さによるSEO効果も期待できます。
また、内部リンクの最適化はサイトの評価アップにもつながり、検索順位の上昇も見込めます。
4. 内部リンクを整備・最適化しないデメリット
内部リンクを整備・最適化しないデメリットは大きく2つあります。
A.クローラーがページを発見できず、インデックスされない
先ほども述べたように、クローラーはページ内を巡回してインデックスしますが、そもそもページに来るためにはリンクをたどる必要があります。Webページはインデックスされることで、初めて検索結果に表れるようになります。つまり、新しいページを作ったとしても、そこにリンクが貼られていなければ、インデックスされない、またはインデックスに時間がかかり、それまでずっと検索結果に表示されないのです。
B.検索順位を上げたいページが評価されない
「リンク」はGoogleの評価基準の中でも特に重要で、影響が大きいです。リンクが集まるほど高く評価される傾向にあります。
例えば商品Aを積極的に売りたいのに、そのページへはほとんど内部リンクが他のページから貼られておらず、販売が終了した商品Bに内部リンクが集中しているような状態だとします。
このような場合だと、GoogleはBの商品が重要と考え、高い評価をしてしまいます。
自社としてはAの商品を主力として売っていきたいのに、Googleに評価してもらえない可能性があるのです。
■SEOに効果的な内部リンクの貼り方
さて、ここからはSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)に効果的な内部リンクの貼り方のポイント、テクニックを5つ紹介します。
- アンカーテキスト
- alt属性の設定
- パンくずリストの設置
- グローバルナビ
- サイトマップの作成
1つずつ説明します。
1.アンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンクを貼りつけるテキストのことです。内部リンクを設置する際には、リンク先の内容とアンカーテキストを同じにすることが大切です。
例えば、以下のような2つのアンカーテキストがあったとします。
訪問者はどちらのほうが記事の内容を理解しやすいでしょうか?圧倒的に下のアンカーテキストですよね。
上のアンカーテキストではSEOの詳細が書かれていることしか読み取れないです。
「詳細はこちら」・「こちらをクリック」といった曖昧な文言にリンクを貼るのは、遷移先のコンテンツが分かりづらいためおすすめできません。
一方で下のアンカーテキストなら、リンク先のページタイトルと同じにしているので、どのような記事かある程度読み取ることができます。
ユーザーだけでなく、クローラーも下のアンカーテキストのほうが理解しやすく、巡回しやすいという利点もあります。
2.alt属性の設定
alt属性(代替テキスト)とは、Webサイト上にアップした画像が不具合で表示されなかったときに、画像の代わりになるテキスト情報のことです。
alt属性が入った画像にマウスを合わせると、設定したテキストが表示されます。
またalt属性の機能は、検索エンジンに適切な画像内容を伝え、コンテンツを検索エンジンやユーザーに分かりやすくするものです。
検索エンジンが画像のみで内容を理解することは難しいといわれています。そのため、画像を正確に伝えるために、alt属性を用いる必要があります。
alt属性を記述することで、画像検索において上位表示を狙うことも可能です。
しかし、画像で内部リンクを貼るとき(※これをバナーといいます)、は必ずalt属性を記述しましょう。
画像にalt属性を入れて画像の説明をすることで、alt属性がテキストリンクのアンカーテキストと同じように扱われます。
3.パンくずリストの設置
パンくずリストとは、上の図のように、ページ上部にあり、サイトを訪問したユーザーが今どこにいるかを分かりやすく誘導表示するもののことです。
パンくずリストを設置することで、ユーザーや検索エンジンにWebサイトの構造やコンテンツの情報を分かりやすく伝えられます。
SEO的効果としては、上の例で説明すると、「SEO」というキーワードがつながりのあるページ全てに表示されるため、クローラーがサイト構造を把握しやすくなることが期待できます。
4.グローバルナビ
グローバルナビ(グローバルナビゲーション)とは上の画像のように、ユーザーが目的のページへすぐ移動できるように設置するメニューのことです。コンテンツ全体の大まかな構成を知ってもらうために必要なものです。
上の画像のように、テキストだけのグローバルナビなら問題ありませんが、もしグローバルナビに画像を使う場合はそこにalt属性をつけることも忘れないようにしましょう。
5.サイトマップの作成
サイトマップは、サイトの構成を一覧で表示するものです。これはクローラーの巡回・ユーザーの使いやすさの両面からとても重要な役割を担います。
特にページがたくさん詰まっている大きなサイトでは、ユーザーが迷子になってしまったり、クローラーが巡回できなかったりすることがないよう、サイトマップを作成しましょう。
サイトマップにはサイト内全ての内部リンクが設定されるため、SEO的効果として、クローラー巡回の向上も期待できます。
規模があまり大きくないサイトの場合は、フッターやサイドメニューにサイトマップを表示させることもできます。
ただ、過剰にリンクを貼りすぎるとペナルティの対象ともなるので、不自然なほど大量のリンクの設置はしないようにしましょう。
- アンカーテキスト
- alt属性の設定
- パンくずリストの設置
- グローバルナビ
- サイトマップの作成
以上5つのポイントをおさえることで、SEOの効果や、ユーザービリティの向上が見込めますので、アクセス数アップを目指す方はすぐにでも内部リンクの整備・最適化を始めてみましょう。
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Cocoon(コクーン)
「Cocoon(コクーン)」は、高機能かつ無料で使用できる人気のWordPressテーマです。シンプルなデザインと高い操作性が特徴で、簡単に使いたい初心者からカスタマイズして自由に使いたい企業にまで、幅広く利用されています。
しかし、WordPress管理画面から直接インストールできないことや、機能が多すぎてどれを設定すればよいかわからないということが、「Cocoon」の導入を躊躇う一因になっています
そこで、この記事では「Cocoon」のインストール方法から、基本的な設定まで図解を交えてわかりやすく解説します。「Cocoonのインストール方法を知りたい」「最低限の設定方法を知りたい」という方は、この記事を読むことで必要な情報をチェックできます。
「Cocoon(コクーン)」とは
「Cocoon」は、無料で利用できるWordPressテーマです。シンプルながらSEOや高速化、モバイルフレンドリーに最適化されていることが特徴で、今の時代に合ったWebサイトに必要な要素を手軽に実現できるテーマとして人気があります。
開発・運営・サポートは、日本人の開発者わいひら氏によって行われています(2022年にエックスサーバーと業務提携)。
「Cocoon」が初心者におすすめな7つの理由
「Cocoon」は、機能性の面からも、利便性の面からも、多くのメリットがあります。特に WordPressに不慣れな初心者にとっては、セキュリティ対策やSEOをそれほど意識せずにサイト運営に注力できる最適なWordPressテーマのひとつです。
無料で利用できる
「Cocoon」は、高機能で使いやすいWordPressテーマでありながら、無料で使用できるのが最大の特徴であり、またおすすめする大きな理由です。さらに、GNU General Public License(GPL)ライセンスにより、誰でも自由に使用、改変、再頒布が可能です。
コストを抑えてサイトを運営したい場合や、サイトをスモールスタートさせたい場合にも適しています。
シンプルなデザイン&カスタマイズが容易
開発者であるわいひら氏は、「Cocoon」について「繭(cocoon)のように白い、シンプルなテーマを作りたかった」と述べています。その言葉のとおり、「Cocoon」は色数を抑え余計な装飾もなくすなど非常にシンプルなデザインが特徴です。
そのため、サイトのジャンルを選ばずに使用できる適応力が大きな魅力です。さらに、デザインを変更できる「スキン」という機能も充実しており、個人サイトだけでなくコーポレートサイトにも十分対応できます。
また、「Cocoon」は見た目のシンプルさだけでなく、直感的に操作できる設定画面やカスタマイズを前提にした設計など、シンプルで使いやすくなっています。WordPressの知識や経験が少ない方でも使いやすいです。
日本人が開発しているため、日本語の公式情報が沢山ある点も大きなポイントです。
内部SEO対策がされている
「Cocoon」では、テーマ側が行うべき内部SEO対策を網羅しています。具体的には、以下のような対策が行われています。
- モバイルフレンドリー
- ページ表示速度高速化
- AMP対応
- HTMLおよびCSSバリデーションエラー0
- 構造化データタグの適用
そのため、特別な対策を行わなくても、「Cocoon」に用意されている設定を行うだけで十分なSEO対策ができます。
レスポンシブ対応
レスポンシブサイトとは、Webサイトをどのデバイスから閲覧しても適切なレイアウトで表示されるWebサイトを指します。スマホ用に最適化したサイトを用意する必要がなく、単一URLでサイトを管理できるため、更新やメンテナンスがしやすいのがメリットです。
「Cocoon」では、PCとモバイルでコードが完全一致しているレスポンシブスタイルを採用しています。そのため、そのままWordPressを使用しているだけで、自動的にPCでもスマホでも見やすいサイトが実現します。
ブログで収益化がしやすい
Webサイトによる広告収益を考えるのであれば、「Cocoon」は最適な選択肢のひとつです。Google アドセンス、Amazon商品リンク、楽天商品リンクなど、各社が提供している広告タグをショートコードとして容易に導入できる機能があります。
ページ表示スピードの高速化に最適化
ユーザーを離脱させないため、またGoogleの評価を損なわないために、ページ表示速度は非常に重要な要素です。「Cocoon」では、ページ速度を高速化できるような作り込みがされており、GoogleのPageSpeed Insightsにも最適化されています。
さらに「Cocoon」にはサイト高速化に関する設定が搭載されており、ブラウザキャッシュの有効化や画像読み込みを後回しにして高速化するLazy Loadの有効化なども設定可能です。
テーマの更新頻度が高い
テーマが定期的にアップデートされている点も見逃せません。現在「Cocoon」の最新バージョンは2024年2月5日に公開された2.7.0ですが、その後わずか10日間の間で、すでに3回バージョンアップを行っています。機能追加や不具合修正など細やかな更新が行われていることにより、使いやすさが向上するだけでなく、セキュリティ面でも安心できます。
「Cocoon」のインストール方法
「Cocoon」は、公式サイトからテーマをダウンロードしてWordPressにインストールします。ポイントは、「親テーマと子テーマを両方ダウンロードすること」と「子テーマを有効化すること」です。
ここでは、「Cocoon」をインストールするための基本的な手順を紹介します。
【手順1】公式サイトから「親テーマ」「子テーマ」をダウンロードする
「Cocoon」公式サイトのダウンロードページへアクセスし、同一ページ内にある親テーマと子テーマをダウンロードします。
- 【推奨環境】
- WordPress 5.7.0以上
- PHP 7.4以上
- Google Chrome
- Firefox
- Microsoft Edge
- Safari
別途「子テーマ」のインストールが必要な理由
「わざわざ親テーマと子テーマの2種類もテーマをインストールする必要があるの?」と思われた方もいるのではないでしょうか。
親テーマだけでテーマを運用すると、テーマをアップデートした際にカスタマイズしたCSSなどが消失してしまいます。別途子テーマをインストールしておくことで、テーマをアップデートしてもカスタマイズした内容を保持できます。そのため、両方のテーマをインストールすることをおすすめします。
【手順2】WordPress管理画面でテーマをアップロードする
WordPress管理画面から「外観」→「テーマ」を開きます。「新しいテーマの追加」を押してから「テーマのアップロード」をクリックして「cocoon-master.zip(親テーマ)」をアップロードします。続けて「cocoon-child-master.zip(子テーマ)」もアップロードします。
【手順3】WordPress管理画面で「Cocoon Child」テーマを有効化する
「cocoon-master.zip(親テーマ)」と「cocoon-child-master.zip(子テーマ)」の両方がアップロードできたら、「Cocoon Child」の「有効化」をクリックします。
「Cocoon」を有効化したら必ず(できたら)やるべき4つの設定
「Cocoon」を有効化したら、最初に以下の設定を行っておくことをおすすめします。
【必須】その1:スキンを設定する
スキンとは、Webサイトの見栄えを変更できる着せ替え機能のことです。Cocoonではスキンが豊富に用意されているため、簡単にいろいろなデザインに変更できます。
【手順】 WordPress管理画面から「Cocoon設定」を開きます。画面左上にある「スキン」タブをクリックします。
スキン一覧が表示されるので、お好みのスキンを選択します。スキンの種類は豊富で、「Cocoon」公式サイトにも使用されている「grayish」をはじめとして100以上のスキンが選択可能です(2024年2月時点で109点)。スキン名の前にある写真アイコンにカーソルを合わせるとプレビューが確認できます。
選択したら、画面上にある「変更をまとめて保存」をクリックします。
「変更をまとめて保存」をクリックすると、プレビューに変更内容が反映されます。
【必須】その2:ヘッダー(ロゴと背景画像)を設定する
ヘッダーは、Webサイトの顔とも言える重要な要素です。ヘッダーは、WordPress管理画面の「Cocoon設定」から設定できます。
【手順】 WordPress管理画面から「Cocoon設定」を開きます。画面左上にある「ヘッダー」タブをクリックします。
「ヘッダー設定」から設定できるのは以下の項目です。いくつも項目がありますが、一度に全ての項目を設定しなくても大丈夫です。ヘッダー背景画像とヘッダー全体色を設定するだけでも、デザイン性がアップします。
項目名 |
設定内容 |
ヘッダーレイアウト |
|
ヘッダーの固定 |
チェックすると、ヘッダーを固定(PCのみ) |
高さ ※ヘッダーレイアウトが 「センターロゴ」の時のみ |
PC用のヘッダー高さをpx数で指定(0px~800px) |
高さ(モバイル) |
モバイル用のヘッダー高さをpx数で指定(0px~600px) |
ヘッダーロゴ |
ヘッダー部分に表示する画像を設定(jpg、jpeg、png) |
ヘッダーロゴサイズ |
ロゴの縦横幅を指定 |
キャッチフレーズの配置 ※ヘッダーレイアウトが「センターロゴ」の時のみ |
|
ヘッダー背景画像 |
ヘッダー背景として表示する画像を設定 「背景画像の固定」「背景画像のすべてを表示」指定可 |
ヘッダー全体色 |
ヘッダー全体の背景色および文字色を選択 |
ヘッダー色(ロゴ部) |
ヘッダーロゴエリアの背景色および文字色を選択 |
グローバルナビメニュー色 |
グローバルナビの背景色および文字色を選択 |
グローバルナビメニュー幅 |
グローバルナビのメニュー幅をpx数で指定 「メニュー幅をテキストに合わせる」指定可 |
設定したら、画面上にある「変更をまとめて保存」をクリックします。
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有料テーマTCDシリーズの特徴
2024年8月07日
TCDは累計12万人以上のユーザーに使用されている国内最大級のWordPress有料テーマシリーズです。
デザインに慣れていない初心者でもプロが作ったような洗練されたホームページを作りやすく、デザイン構成に自信がない初心者におすすめです。
TCDシリーズの特徴
- 特にトップページが洗練された美しいデザインのサイトを作りやすい
- 基本的にサイトのカスタマイズは独自に用意された「TCDテーマオプション」画面から行っていく
- TCD独自の機能(コンテンツビルダー機能)が用意されておりコンテンツを作成することができる
- 自身のサイトであれば複数サイトで使用可能だが、制作代行の場合は別途ライセンス購入が必要
※テーマにより異なる場合があります。
TCDシリーズの概要
TCDシリーズの特徴と料金
TCDシリーズは株式会社DESIGN PLUS(デザインプラス)さんが開発しているWordPressの有料テーマシリーズです。
テーマの1つ1つがテンプレートとは思えない程の洗練されたクオリティで累計12万人以上のユーザーによって使用されてきた実績があります。
約80のテーマが存在しており、ざっくり合計8つの使用用途に分けられています。
TCDテーマの使用用途別カテゴリー分け
- 企業サイト
- 店舗・施設
- ネットショップ
- ブログ・メディア
- 日本・和風
- ギャラリー・ポートフォリオ
- SNS
- 比較サイト・アフィリエイト
価格帯はは安いもので1万円~3万円前後のテーマが最も多く、4、5万円と少し高額なテーマも存在します。
なお注意点として、制作代行の場合は別途ライセンスを購入する必要があります。制作代行の為にTCDテーマを使用しようと考えられている方は注意しましょう。
自社が所有するサイトであれば複数のサイトで使用することができますが、第三者の為のウェブサイトに使用する場合は別途ライセンスを購入しなければなりません。
TCDテーマのカスタマイズは「TCDテーマオプション」から行う
TCDテーマの主なカスタマイズは管理画面の「TCDテーマ」から行っていくような形になります。
基本的にトップページもTCDテーマオプションのトップページ設定からコンテンツを作成する形になります。
またいくつかのテーマには、トップページに追加したいコンテンツなどをより直感的に作成できるように独自にコンテンツビルダー機能と呼ばれる機能を搭載しています。
TCDテーマはこんな人におすすめ
TCDテーマは以下のような方におすすめできるテーマです。
TCDテーマはこんな方におすすめ
- デザインに自信のない初心者で美しいデザインのトップページのサイトを作りたい方
- できるだけ業種・業界に特化したテーマをもとにホームページを作りたい方
逆に、独自にデザイン・レイアウトを作ろうと思うとかなり難易度が上がります。
テンプレートのままのデザインで問題ない場合は良いですが、公式サイトにあるデモサイトから色々カスタマイズ変更したい場合は注意が必要です。
HEALはインターネット集客ができるエステ・美容サロン向き公式サイトを作成する為に開発されたTCDテーマです。
エステ・美容サロンのサイトで必要になる「スタッフ」や「メニュー」、「キャンペーン」といったページが管理画面から簡単に実装できます。
また、サイト内には緻密に来店(コンバージョン)に繋がるリンクが設置されている構造になっている為、お店の売り上げに貢献するウェブサイトを作成することができます。
HAKUは日本古来の伝統や文化、芸能を世界に広める役割を担うウェブサイトを作成する為に開発されたテーマです。
日本語と英語の両サイトで美しくウェブサイトが表示されるように所々の文章が縦書き・横書きの選択等ができるようになっていたり、細部のデザインまで拘って作られています。
また商品の魅力が何よりも1番に際立つようなデザイン・作りになっていて、ブランド価値を構築する為に使用できるテーマになっています
CUREは医療機関などの公式サイトを作成するのに適したTCDテーマです。
数十年前に作成されて形骸化されたホームページが多い医療市場で、より安心感を与えられる先進的なウェブサイトを作成したいといった方は「CURE」がおすすめです。
なお、「診療案内」や「スタッフ紹介」といった医療機関サイトでよく使うページも簡単に実装できるようになっています。
また、緊急的な告知などを行いたい際にアラートをヘッダーに表示させるといったことも可能です。
NANOは一流企業レベルのコーポレートサイトを作成するのに開発されたTCDテーマです。
企業サイトで重要となる「事業内容」といったページでは多岐に亘る部門にも対応できるように「一覧ページ→親カテゴリーページ→子カテゴリーページ→詳細ページ」といったWordPress構造でできています。
また、お知らせ等もカテゴリーを付けて分類表示させたりすることができるので規模の大きいサイトにも対応しやすいです。
TCDテーマシリーズのデメリット
ここからは、TCDテーマを使って感じたデメリットをご紹介します。
TCDテーマを使用するデメリット
- ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪い
- 拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低い
- 他の有料テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性も
ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪い
1つ目のデメリットは、ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪いという点です。
最近のブログやアフィリエイトで人気なWordPressテーマであればほとんどのテーマでブロックエディターが主想定で作られており、テーマ独自の記事装飾用オリジナルブロックが用意されていいます。
TCDテーマではこういったブロックエディターに追加されるオリジナルブロックが存在しません。
なお代わりとなる機能で簡単な装飾であればTCDテーマ専用のクイックタグがいくつか用意されているテーマもあります。
ただしこれらはブロックエディターには非対応で、使用するにはプラグインを使用してクラシックエディターに戻すか、「クラシックブロック」を使用する必要があります。
■(参考)クイックタグの使用デモ(以下はTCDテーマ「HAKU」で旧エディターに戻した上でクイックタグを使用しています。
また、部分部分でブロックエディターに対応していない機能もありますので、ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪いかもしれません。
Q.カスタム投稿「コース」の編集画面でGutenbergエディター(ブロックエディター)を使用したいです。 SKINのカスタム投稿「コース」の記事編集画面では、テーマ仕様にて、クラシックエディターの形式で表示される仕様となっております。
弊社といたしましては、ページビルダーをお使いいただくことを推奨しております。 テーマにあわせた独自のコンテンツを用意するなど、テーマの特性にあわせてご用意しておりますので、ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。
ブロックエディターで記事を装飾したいといった方は「JIN:R」や「SWELL」といったテーマを検討してみる方が良いかもしれません。
拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低い
2つ目のデメリットは、拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低いという点です。
業種や業界に特化して美しいデザインになるようにあらかじめ組み込まれている反面、色々なシーンに応じてデザインを形を変えられる汎用テーマのように色々なデザインは作りにくいです。
どちらかというとあらかじめ決まったテンプレートに画像や文章を組み込んでページを作っていく形になるため、テンプレートから外れたデザインのサイトを作ろうとすると途端に難易度が上がります。
そのため、拡張性・カスタマイズ性の高いテーマを求める方は、Snow MonkeyやLightning(有料版)などのテーマを検討してみる方が良いかもしれません。
他の汎用テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性も
3つ目のデメリットは、他の有料テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性もあるという点です。
TCDはトップページの作り込み方をはじめ仕様がやや特殊であるため、他の汎用テーマに慣れている人にとっては少し使いづらいかもしれません。
同様に、TCDシリーズのテーマに慣れると、他の汎用テーマの使い方とのギャップがあります。
そのため、WordPressの使い方の基本も勉強したいという方にとっては少し偏りが出る可能性があることに注意しましょう。
TCDテーマシリーズのメリット
次にTCDテーマを使用して感じたメリットをご紹介します。
TCDテーマを使用するメリット
- 業種・業界別に特化したテーマを選択することができる
- コードを書かなくても簡単にお洒落なレイアウトのトップページが作成できる
- 固定ページに複数のデザインテンプレートが用意されているものもある
業種・業界別に特化したテーマを選択することができる
まず1つ目のメリットは、業種・業界別に特化したテーマを選択することができるという点です。
一般的な有料テーマは、多くの業種・業界・デザインに対応できるように汎用的な作りになっており、初心者の方がイメージ通りのサイトを1から作ることが難しくもあります。