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WordPress(ワードプレス)は世界ナンバーワンシェアの、オープンソースのCMSです。
専門的なプログラミング知識がなくても、直感的にブログやサービスサイトを作れます。しかも、原則無料で使用できるのも大きなメリット。
W3Techsによると、世界中のWebサイトのうちの40%、世界中のCMS市場の64%のシェアをWordPressが誇っているようです。
WordPressは、どうして世界ナンバーワンのシェアを誇ることができたのか。
WordPressの人気の秘訣は、プログラミングに詳しくなくてもコンテンツ投稿が容易なのと、無料である点が大きな理由として挙げられます。
WordPress(ワードプレス)のメリット6選
それでは、続いて、WordPressならではのメリットを紹介したいと思います。
なぜ世界シェアの40%をWordPressが獲得できたか、その理由はこちらをご参照ください。
1.サイト構築が簡単で初心者でもできる
まず第一に、Web制作初心者やホームページを作った経験がない人(たとえば、飲食店の経営者や、農家の方など)でもかんたんにサイト構築ができます。
コーディングの知識がなくても、集中的に作り込めば、1日でWebサイトを構築することも可能です。HTMLやCSSなどの専門的なプログラミング知識がなくてもサイトを構築・更新できるのは大きなメリット。
具体的には、エディタ上で簡単に見出しタグなどを設定できたり、文字色変更やデザイン変更、強調なども直感的にできる点が非常に便利です。
WordPress上の「メディア」に画像をアップすることで、画像の管理が容易にできます。
ほんのわずかな時間で任意の画像をアップ、削除でき、コンテンツの中身に集中できる点も魅力のひとつです。
また、クラウド上に画像がストックされるので、PCのローカルから元ファイルを削除してしまっても、メディア上から画像を使用できる点も安心感があります。
ブログやオウンドメディアなどの記事を投稿するのもらくらくです。
記事の投稿時間の設定や、投稿済の記事の下書き化や削除、画像の挿入やタイトルの変更などもあっという間に対応できます。
また、エディタ画面も、ユーザーが使いやすいようなデザインのため、はじめてブログ記事を書く方でも問題なく使用できます。
2.無料で配布されているCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)である
WordPressは、使用料が無料なのも大きなメリット。
テーマやプラグインも無料のものが充実しており、自分たちの作りたいサイトを作るために、必要な機能を課金せずとも揃えられます。
ただし、ドメイン料金やサーバー代などは別で必要なので、その点は間違えないようにしましょう。
2.HTMLやコーディング、サーバーなどの知識がなくても更新できる
凝ったデザインやサイト設計にしないのであれば、HTMLやCSSの知識がなくても、直感的に操作ができ、調べれば何かしらの情報が出てくるサービスなので、誰でも気軽に更新できるのも大きなメリット。
サーバーの設定などは少し留意するポイントもあるかもしれませんが、基本的にサイト上に表示される情報を見ながら進めていけば、まるでゲームをやるみたいにいつの間にかWebサイトが完成しています。
3.数多くの無料・有料テーマでサイトデザインも自由自在
デフォルトのテーマもシンプルでおしゃれではありますが、中には強いこだわりを持ってサイトをデザインしたり、リニューアルを検討している人も多いハズ。
そんな人のために、WordPressのテーマ・テンプレートはたくさん用意されています。
中には、SEO対策に強くWeb集客につなげやすいものから、アーティストのサイトのような、かっこいいデザインまで、無料・有料まで幅広く用意されています。
デフォルトではWordPressには3種類のテーマがインストールされています。
テーマもプラグイン同様、Web上にたくさん種類があるので、あなたの作りたいサイトのイメージにマッチしたものが探せば一つは見つかるでしょう。もちろん、自作テーマも反映できます。
4.ブログ・EC・店舗にも!様々なサイトタイプに対応可能
Webサイトとひと口に言っても、個人のブログから法人のサービスサイトやコーポレートサイト、カゴ付きのECサイトまで、ニーズはさまざまです。
しかし、タイプの異なるサイトであってもWordPressであれば、かんたんに対応できるんです。
このように、ニーズに合わせて高くカスタマイズできる点はWordPressの大きな強みといえるでしょう。
5.サイトに必要な要素はほとんど揃ってる!
デザイン面でも、SEO対策などのマーケティング面でも、テーマやテンプレート、プラグインを柔軟にカスタマイズでき、その種類も豊富にあることから、WordPressを導入すれば、Webサイト構築におけるやりたいことはだいたいできるようになります。
WordPressはそのシェアの大きさと使用ユーザーの多さから、たくさんのプラグインが存在しています。
自分たちの作りたいWebサイトの理想像から逆算して、必要なプラグインをセットすることで、より成果につながるサイトづくりができます。
たとえば、カレンダー機能や、SEO対策に役立つプラグイン、スパム対策、SNSでの拡散がされやすくなるようなもの、コメント欄に関連したものなどなど。種類が多すぎて悩んでしまうくらいの量のプラグインが存在しています。
プラグインは更新することで機能が使えなくなったり、反対にアップデートされないことで、問題が起こる場合もあるので、定期的なアップデートは忘れないようにしましょう。
ただし、後述するようなデメリットもたしかに存在しているので、それらを理解したうえで導入を検討することをオススメします。
6.WordPress(ワードプレス)の小技は世界中にノウハウあり
WordPressは世界中にユーザーがたくさんいるため、Googleやヤフーで検索すれば、なにかしらの情報がネット上で見つかるでしょう。
他のCMSの場合、日本語の記事が出てこなかったり、関連した記事の母数が少なかったりします。
また、WordPressコミュニティもWeb上に存在しているので、不明点はそちらで聞くのもよいでしょう。
WordPress(ワードプレス)のデメリット6選
それでは、今度はWordPressのデメリットについて解説しようと思います。
WordPressは広く使われていて、カスタマイズの自由度が高い点に価値がありますが、裏を返せば、そこに弱点があるとも言えるでしょう。
1.サーバー設置にはやや技術も必要
WordPressは、インストールすればその場でWebサイトが使用できるわけではありません。
サーバーの取得と設置、ドメインの取得と連携が必ず必要になります。
サーバーやドメインとの連携については、少しだけ専門的な知識が必要になるので、不明点はネットで調べながら進めていく必要があるでしょう。
2.細かいカスタマイズには専門知識が必要
基本的なコンテンツ更新作業などでは、専門知識がなくても運用できますが、少しこだわりのあるレイアウト変更や、サイトデザイン変更のときには、CSSやHTML、PHPの知識が必要になります。
ですから、WordPress=コーディング知識が一切不要!と認識するのではなく、必要に応じて、コーディングの知識を持って対応しなくてはならないと理解しておきましょう。
3.無料で使えるからこそサポートがない
WordPressは、無料で使用できるからこそ、手厚いサポートは受けられません。
ネットで調べるか、詳しい人に聞くか、コミュニティに頼るかなどの自分自身できちんと情報を調べに行くリテラシーの高さが求められるでしょう。
4.システムやプラグインの継続的なアップデートが必要
WordPressは定期的にシステムや、インストール済の各プラグインがアップデートされます。
ここでアップデートをおこたっていると、セキュリティ面で脆弱性が発生したり、最新機能の恩恵を受けられないなどのデメリットが発生する可能性があります。
また、放っておくと、まったく違ったプラグインサービスになることなどもあるので、こまめにアップデートをしておきましょう。
5.セキュリティの脆弱性も一部ある
WordPress広く使用されているぶん、セキュリティ面で課題があるとよくいわれます。
オープンソースソフトウェアであるため、ハッカーやクラッカーから狙われやすく、ブログやWebメディアを運営している人であれば、海外からサーバー攻撃を受けた経験がある方もいるのではないでしょうか。
セキュリティ対策のためにもこまめにシステムやプラグインのアップデートはしておきましょう。
セキュリティ対策はできてる?WordPressのバックアップを取る方法
WordPressの脆弱性って何?WordPressで必要なセキュリティ対策
6.SEO対策は一定自分で行う必要がある
WordPressでサイトを構築すれば、その時点で次々と人がアクセスしてくれるかというと、そんなことはありません。
検索エンジンとユーザーそれぞれにとって評価されいやすいサイト設計をし、届けたいユーザーが見たいと思うようなコンテンツを発信する必要があります。
WordPressインストール後は、SEO対策用のプラグインを使用する、キーワードを意識したブログ記事を発信するなどの対策が必要になります。はじめからSEOに強いWordPressテーマを用意するのもひとつでしょう。
WordPress(ワードプレス)を利用するのに向いている人は?
WordPressは、それほど凝ったデザインをしないのであれば、コーディングの知識がなくても大丈夫ですが、それなりに凝ったデザインやマーケティング活用をするのであれば、ある程度自分で調べて運用できるだけのリテラシーが必要になります。
Webサイト構築経験のない初心者でも構築はできますが、ある程度知識がある人のほうが向いているといえます。
しかし、WordPress運用の基礎をおさえれば、Web制作会社への発注コストも浮きますし、構築時に自分自信に知識がストックされるため、中長期で見たらもとがとれる可能性が高いです。
だからこそ、小規模の企業や個人レベルでは、ある程度社内に運用の知識があるとよいでしょう。
領域でいうと、ブログやWebメディアのような領域はWordPress向きだといわれることが多いです。
WordPress(ワードプレス)の始め方と運用ステップ
WordPress構築・運用時の基本的なフローをまとめて紹介します。
1.サーバー・ドメインを契約する(レンタルサーバーor自社サーバー)
まずはサーバーとドメインの契約です。
サーバーには自社サーバーとレンタルサーバーがあり、そのいずれかを使用する必要があります。自社サーバーを保持している場合、そちらを使用してもいいですし、管理が面倒な場合や自社サーバーを保持していない場合はレンタルサーバーを契約するとよいでしょう。
レンタルサーバーを申し込むと無料で使えるドメインが付いてきますが、個人利用・法人利用問わず、ご自身で自分のやりたいこととマッチしたドメインを取得することをおすすめします。
ドメインは使用し始めてから途中で変更すると、SEOの面で考慮すべきことが多くなってしまうので、できるだけ長く使えるドメイン名を選定しましょう。
2.契約ドメインをサーバーに設定
サーバーは家が立つ土地のようなもの、ドメインはあなたの住所のようなものです。ドメインとサーバーをそれぞれ契約したあとは、ドメインをサーバーに設定し、使用できるようにします。
細かい進め方はサービスによって異なりますが、ドメイン側の管理画面、サーバー側の管理画面、それぞれから設定を進めていきます。
3.独自SSL(http→https)を設定
「SSL化」によって、通信を暗号化することで、ユーザーが安心して使えるサイトであることを証明できます。こちらによって、アドレスはhttpからhttpsに変更されます。
SEO対策を考慮するのであれば、サイトの信頼性を検索エンジンに伝える意味でも独自SSL化はぜひともしておきたいところ。サーバーのサイトに入れば、独自SSL化の手続きができる項目があると思うので、そちらから手続きしましょう。
4.WordPressをインストールする
WordPressを使用するには、WordPressのダウンロードとサーバーとの紐付けが欠かせません。レンタルサーバーであれば、ここの設定が比較的かんたんにできることが多いです。
WordPressダウンロード~設定の流れは以下です。
- 公式サイトからWordPressをダウンロードする
- FTPクライアントをダウンロードする
- FTPクライアントでサーバーにWordPressをアップする
- サーバー側のサイトの初期設定をする
- ブラウザからWordPressの初期設定をする
- WordPress上でサイトのタイトルやコメント許可、ファイルサイズなどを設定する
細かい流れは本記事では割愛しますが、この流れに沿って、設定を進めていきましょう。
5.デザインテーマ設定
WordPressでサイトイメージを大きく左右するのがこちらのデザインテーマ設定です。
Webサイトの目的や、ご自身が描きたい世界観をふまえた上で、最適なデザインテーマを選ぶようにしましょう。
デザインテーマはあとからでも変更できますが、変更時は考慮すべきことも多いので、できるだけ長く使用できる、納得感のあるテーマを選ぶようにしましょう。
6.必要なプラグインをインストールし、デザインやコンテンツ発信をしていく
WordPressをより自分用にカスタマイズし、運用しやすくするために必要なプラグインをインストールしておきましょう。プラグインは、ものによっては仕様がいつの間にか変わっていたり、セキュリティ面も考慮すると、定期的にアップデートや不要なものはアンインストールするなど見直すようにしておきましょう。
そして、実際に記事の更新やデザイン周りのファイルアップデートなどを繰り返すことでWordPressで作ったサイトを進化させていきましょう。
7.Google Analyticsを設定し、データをウォッチしながらサイト改善を繰り返す
ただWebサイト上でひたすらコンテンツを作るだけでなく、きちんとPDCAが回るようにするために、Google AnalyticsやGoogle Serach Consoleなどを使用できるようにし、改善に繋げられるように設定しておきましょう。
Webサイトの中での特に見られているページや、コンバージョンにつながるページなどをわかっておくことで、サイトの成果が大きく変わってきますよ。
WordPress(ワードプレス)の使い方
WordPressの使い方としては、以下のようなものが基本として挙げられます。
記事投稿
WordPressだけでなく、ブログやWebサイトはただ構築しただけでなく、定期的に有益なコンテンツが掲載されることで価値が生まれていきます。そのためにも、この記事の投稿機能はもっともよく使う機能といえるでしょう。
記事の投稿はメニューの「投稿→新規追加」から行えます。画像の挿入や、タグの挿入、動画の埋め込み、文字色やサイズの変更などなど、できることはたくさんあるので、試してみましょう。
固定ページの作成
通常の記事などのページとは異なり、どのカテゴリにも属さない固定のページを作る必要があります。固定ページの作り方は記事ページの作り方と似ています。
固定ページの作成はWordPress画面左手メニュー「固定ページ」より「投稿→新規追加」から行えます。記事ページ同様に画像や見出しタグなども簡単に挿入できます。固定ページはついつい更新すべきことがあっても、後回しになってしまったり、更新を忘れがちなことが多いので、定期的に見直すようにしましょう。
ユーザー設定
WordPressの特徴として、複数のユーザーで管理権限をコントロールしながら運用できる点があります。購読者・寄稿者・投稿者・編集者・管理者といった権限が存在しており、対象となるユーザーごとに権限を設定することで、セキュリティ管理をしながら運用できます。
プラグイン追加
WordPressは世界中のプラグインをインストールして使用できる特徴があります。
たとえば、SEO対策に向いているものや、スパム対策におすすめのもの、入力しやすくするエディターなどなどたくさんの種類が存在しているので、ご自身にマッチしたものを選んでインストールしましょう。
ただし、大量にインストールしすぎたり、その後の更新作業がないと、セキュリティ面やサイト運用上の問題が発生する可能性があるので気をつけましょう。
WordPress(ワードプレス)についてのよくある質問
WordPress(ワードプレス)を始めるときにかかる費用は?
WordPressを始めるときの初期費用ですが、構築をご自身で実施する場合は年間1万~5万くらいでしょう。
内訳としては
- サーバー代
- ドメイン取得・維持費用
- (購入した場合は)WordPressの有料テーマ代
あたりです。
これらを外部のWeb制作会社に依頼する場合は、サイトにもよりますが、制作費+保守費用で数百万におよぶこともよくあります。
その分、ハイクオリティなデザインのサイトが作れたり、ご自身の工数がかからなかったり、運用保守を受けられることでセキュリティ面で安心感があるなどのメリットが受けられます。
大型のWebサイトや複雑な形態のWebサイトを制作する場合は、制作費用も大きくなるでしょう。
WordPress(ワードプレス)はSEOに強いの?
WordPress=SEOに強いという認識をしている人もいるようですが、これは短絡的な考え方です。
先程も書いたように、WordPressもインストールしただけでは誰もアクセスしません。どれだけかっこいいデザインにしても、人がアクセスしなくてはWebサイトは価値を生まないのです。だからこそ、他ドメインからの被リンクの獲得や、キーワードを意識した記事の発信、SEOを意識したサイト構造の設計などを繰り返すことで、ようやくGoogleで検索したときに検索画面上に表示されるWebサイトになるのです。
サイトを作って終わりではなく、定期的な更新をお忘れなく。
無料のサーバーで問題ない?
無料のサーバーでも問題はありませんが、あまりおすすめはしません。というのも、無料サーバーだと広告が自動表示されることでユーザビリティが落ちることにもつながりますし、有料サーバーの方がセキュリティ面や機能面で勝っていることが多いためです。
個人でお試しでつくるサイトなら無料サーバーでも問題ありませんが、長く使用するサイトになるのであれば有料を推奨します。
レンタル有料サーバーのおすすめは?
どんなサーバーが合っているかはマッチングになるので、一概にこれ!というサーバーがあるわけではありませんが、代表的なレンタル有料サーバーをまとめておきます。
ブログなどで人気、大きなシェアを誇る:エックスサーバー
月額料金が安い:ロリポップ
老舗:さくらサーバー
スピードに強み:ConoHa WING
容量と価格のバランスがよい:KAGOYA CLOUD VPS
WordPress.orgとWordPress.comの違いは何?
WordPressはドメインの名前によって「サーバーを自分で用意すべきか否か」が変わります。
- WordPress.org:インストール型
- WordPress.com:レンタル型
といった感じで、多くの場合は前者の「WordPress.org」が使われています。前者はテクニカルな知識が多少求められます。後者はすぐに使えるものの、プランによって月額料金がかかるのと、よりマッチしたサーバーを探している人にとっては扱いにくいかもしれません。
WordPressについて学んだほうがいい?
WordPressは、コンテンツの更新は慣れれば運用できるようになりますが、コーディングが絡むようなテクニカルな要素やサイトの構築部分、テンプレートやプラグインなどは基本的な知識があると、サイトを改善していく上で非常に役立ちます。
企業担当者としてWordPressサイトを操作する場合は、「記事投稿はできるけど、サイトの改善はやり方がわからない、前任者も辞めてしまった」ということがよく起こります。ですから、基礎知識を身に着けておくと、なにかあった時に対応しやすいというメリットがあります。
WordPress(ワードプレス)の勉強方法3選
書籍を読んで独学する
書籍を読んで独学するのはもっとも始めやすい勉強方法です。一方で、自分のペースで勉強するので、フィードバックが受けにくかったり、三日坊主でやめてしまうという大きなリスクを抱えています。
知り合いのエンジニアやブロガーから教わる
知り合いにWordPressに詳しいエンジニアやブロガーがいるなら、その人から教わるのもひとつでしょう。しかし、知り合いから教わる場合は、意外と依頼ハードルが高いもの。
また、カリキュラムも存在しないので、学習に時間がかかる可能性もあります。また、そもそも周囲にWordPressに詳しいエンジニアやブロガーがいないケースも、特に地方在住の方の場合は多いでしょう。
スクールで勉強する
もっとも体型立てて、フィードバックを受けながら学習するのであれば、スクールがオススメです。費用はかかりますが、そのぶん本気で勉強する覚悟ができますし、カリキュラムをベースに学習を進められます。
特に初めて勉強する人は、WordPressの操作を進めるうえで、わからないことがあったときに人に尋ねたいことも多いでしょう。だからこそ、プロと一緒に勉強できる、スクールはメリットが多くあります。特にコーディングに関連する領域は質問したいことも多くなるでしょう。
また、オンラインスクールも最近はどんどん主流となってきています。自分のライフスタイルに合わせて学習がしやすいというのは大きなメリットといえるでしょう。
オンラインでWordPress(ワードプレス)を習得するなら、デジハリオンラインスクールへ
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内部リンクとは? SEOに効果的な貼り方を初心者向けに解説!
テキスト
- 内部リンクとは? SEOに効果的な貼り方を初心者向けに解説!
- 「内部リンクって何?」
- 「SEOと内部リンクってどう関係しているの?」
- 「どうすれば効果的に内部リンクを使えるの?」
このような疑問をお持ちの方は多くいると思います。
そこでこの記事では、前半は内部リンクとは何か、そして後半ではSEOに効果的な内部リンクの貼り方について、初心者にも分かりやすく簡単に説明していきます。
■内部リンクとは
まずは内部リンクの意味や基礎的な内容を4つに分けて説明します。
- 内部リンクの意味
- 内部リンクと外部リンクの違い
- 内部リンクをしっかりと整備・最適化するメリット
- 内部リンクを整備・最適化しないデメリット
順番に見ていきましょう。
1.内部リンクの意味
内部リンクとは、「同じWebサイト内のページとページをつなぐリンクのこと」です。
例えば、今このページを見ているのは、内部リンクとは何かを知りたい方だと思いますが、関連するSEO(検索エンジン最適化)などの用語についても知りたい方のために、以下のような参考ページにアクセスできるようにしておくと便利です。
この文章にはリンクが貼られており、同じWebサイトの別のページに飛ぶことができます。これが内部リンクです。
このように内部リンクで関連性の高いページ同士をつなぐことで、訪問者のウェブ滞在時間を延ばすことができ、より多くのページを閲覧してもらえます。
そして、サイトの訪問者もページ間を移動しやすくなり、サイトを閲覧しやすくなるメリットがあります。
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2.内部リンクと外部リンクの違い
内部リンクは前章で説明した通り、「同じWebサイト内のページとページをつなぐリンクのこと」です。
一方、外部リンクとは、読んで字のごとく「外部のウェブサイトからリンクを受けること(※)」を表します。
サイト内部のWEBページ同士をつなぐリンクであるか、外部サイトからリンクが貼られているかの違いです。
※外部リンクには、正確には「外部発リンク」と「外部被リンク」の2種類があります。以下の記事では「外部被リンク」の意味を紹介していますので、詳しく知りたい方は下の参考ページをご覧ください。
3.内部リンクをしっかりと整備・最適化するメリット
内部リンクを整備・最適化するメリットは大きく2つあります。
A.クローラーが巡回しやすく、訪問者にも快適なサイトになる
クローラーとは、インターネット全体のすべてのWebページの内容を把握し、ユーザーの求める情報の「検索順位を決める要素を収集するロボット(コンピュータープログラム)」のことです。そのロボットがページの内容を検索エンジンのデータベースに分類・記録していくことを「インデックス」と呼びます。
内部リンクが整備・最適化されているWebページでは、クローラーが巡回しやすく、早くインデックスを促進することができます。
同時に訪問者にとっても、快適で見やすいサイトになります。
内部リンクを貼っておくことで、ページ間を簡単に移動することができるからです。
関連性のあるコンテンツには、内部リンクを設置することで、クローラーにも訪問者にも快適なサイトを目指せます。
B.サイト内の重要なページがGoogleに伝わる
内部リンクをサイト内の重要なページに対して多く設置することで、「被リンク」のような効果を得られます。そうすることでGoogleにサイト内の重要なページを認識させ、リンクの多さによるSEO効果も期待できます。
また、内部リンクの最適化はサイトの評価アップにもつながり、検索順位の上昇も見込めます。
4. 内部リンクを整備・最適化しないデメリット
内部リンクを整備・最適化しないデメリットは大きく2つあります。
A.クローラーがページを発見できず、インデックスされない
先ほども述べたように、クローラーはページ内を巡回してインデックスしますが、そもそもページに来るためにはリンクをたどる必要があります。Webページはインデックスされることで、初めて検索結果に表れるようになります。つまり、新しいページを作ったとしても、そこにリンクが貼られていなければ、インデックスされない、またはインデックスに時間がかかり、それまでずっと検索結果に表示されないのです。
B.検索順位を上げたいページが評価されない
「リンク」はGoogleの評価基準の中でも特に重要で、影響が大きいです。リンクが集まるほど高く評価される傾向にあります。
例えば商品Aを積極的に売りたいのに、そのページへはほとんど内部リンクが他のページから貼られておらず、販売が終了した商品Bに内部リンクが集中しているような状態だとします。
このような場合だと、GoogleはBの商品が重要と考え、高い評価をしてしまいます。
自社としてはAの商品を主力として売っていきたいのに、Googleに評価してもらえない可能性があるのです。
■SEOに効果的な内部リンクの貼り方
さて、ここからはSEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)に効果的な内部リンクの貼り方のポイント、テクニックを5つ紹介します。
- アンカーテキスト
- alt属性の設定
- パンくずリストの設置
- グローバルナビ
- サイトマップの作成
1つずつ説明します。
1.アンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンクを貼りつけるテキストのことです。内部リンクを設置する際には、リンク先の内容とアンカーテキストを同じにすることが大切です。
例えば、以下のような2つのアンカーテキストがあったとします。
訪問者はどちらのほうが記事の内容を理解しやすいでしょうか?圧倒的に下のアンカーテキストですよね。
上のアンカーテキストではSEOの詳細が書かれていることしか読み取れないです。
「詳細はこちら」・「こちらをクリック」といった曖昧な文言にリンクを貼るのは、遷移先のコンテンツが分かりづらいためおすすめできません。
一方で下のアンカーテキストなら、リンク先のページタイトルと同じにしているので、どのような記事かある程度読み取ることができます。
ユーザーだけでなく、クローラーも下のアンカーテキストのほうが理解しやすく、巡回しやすいという利点もあります。
2.alt属性の設定
alt属性(代替テキスト)とは、Webサイト上にアップした画像が不具合で表示されなかったときに、画像の代わりになるテキスト情報のことです。
alt属性が入った画像にマウスを合わせると、設定したテキストが表示されます。
またalt属性の機能は、検索エンジンに適切な画像内容を伝え、コンテンツを検索エンジンやユーザーに分かりやすくするものです。
検索エンジンが画像のみで内容を理解することは難しいといわれています。そのため、画像を正確に伝えるために、alt属性を用いる必要があります。
alt属性を記述することで、画像検索において上位表示を狙うことも可能です。
しかし、画像で内部リンクを貼るとき(※これをバナーといいます)、は必ずalt属性を記述しましょう。
画像にalt属性を入れて画像の説明をすることで、alt属性がテキストリンクのアンカーテキストと同じように扱われます。
3.パンくずリストの設置
パンくずリストとは、上の図のように、ページ上部にあり、サイトを訪問したユーザーが今どこにいるかを分かりやすく誘導表示するもののことです。
パンくずリストを設置することで、ユーザーや検索エンジンにWebサイトの構造やコンテンツの情報を分かりやすく伝えられます。
SEO的効果としては、上の例で説明すると、「SEO」というキーワードがつながりのあるページ全てに表示されるため、クローラーがサイト構造を把握しやすくなることが期待できます。
4.グローバルナビ
グローバルナビ(グローバルナビゲーション)とは上の画像のように、ユーザーが目的のページへすぐ移動できるように設置するメニューのことです。コンテンツ全体の大まかな構成を知ってもらうために必要なものです。
上の画像のように、テキストだけのグローバルナビなら問題ありませんが、もしグローバルナビに画像を使う場合はそこにalt属性をつけることも忘れないようにしましょう。
5.サイトマップの作成
サイトマップは、サイトの構成を一覧で表示するものです。これはクローラーの巡回・ユーザーの使いやすさの両面からとても重要な役割を担います。
特にページがたくさん詰まっている大きなサイトでは、ユーザーが迷子になってしまったり、クローラーが巡回できなかったりすることがないよう、サイトマップを作成しましょう。
サイトマップにはサイト内全ての内部リンクが設定されるため、SEO的効果として、クローラー巡回の向上も期待できます。
規模があまり大きくないサイトの場合は、フッターやサイドメニューにサイトマップを表示させることもできます。
ただ、過剰にリンクを貼りすぎるとペナルティの対象ともなるので、不自然なほど大量のリンクの設置はしないようにしましょう。
- アンカーテキスト
- alt属性の設定
- パンくずリストの設置
- グローバルナビ
- サイトマップの作成
以上5つのポイントをおさえることで、SEOの効果や、ユーザービリティの向上が見込めますので、アクセス数アップを目指す方はすぐにでも内部リンクの整備・最適化を始めてみましょう。
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Cocoon(コクーン)
「Cocoon(コクーン)」は、高機能かつ無料で使用できる人気のWordPressテーマです。シンプルなデザインと高い操作性が特徴で、簡単に使いたい初心者からカスタマイズして自由に使いたい企業にまで、幅広く利用されています。
しかし、WordPress管理画面から直接インストールできないことや、機能が多すぎてどれを設定すればよいかわからないということが、「Cocoon」の導入を躊躇う一因になっています
そこで、この記事では「Cocoon」のインストール方法から、基本的な設定まで図解を交えてわかりやすく解説します。「Cocoonのインストール方法を知りたい」「最低限の設定方法を知りたい」という方は、この記事を読むことで必要な情報をチェックできます。
このブロックには、想定されていないか無効なコンテンツが含まれています。
ブロックのリカバリーを試行
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「Cocoon(コクーン)」とは
「Cocoon」は、無料で利用できるWordPressテーマです。シンプルながらSEOや高速化、モバイルフレンドリーに最適化されていることが特徴で、今の時代に合ったWebサイトに必要な要素を手軽に実現できるテーマとして人気があります。
開発・運営・サポートは、日本人の開発者わいひら氏によって行われています(2022年にエックスサーバーと業務提携)。
「Cocoon」が初心者におすすめな7つの理由
「Cocoon」は、機能性の面からも、利便性の面からも、多くのメリットがあります。特に
WordPressに不慣れな初心者にとっては、セキュリティ対策やSEOをそれほど意識せずにサイト運営に注力できる最適なWordPressテーマのひとつです。
無料で利用できる
「Cocoon」は、高機能で使いやすいWordPressテーマでありながら、無料で使用できるのが最大の特徴であり、またおすすめする大きな理由です。さらに、GNU General Public License(GPL)ライセンスにより、誰でも自由に使用、改変、再頒布が可能です。
コストを抑えてサイトを運営したい場合や、サイトをスモールスタートさせたい場合にも適しています。
シンプルなデザイン&カスタマイズが容易
開発者であるわいひら氏は、「Cocoon」について「繭(cocoon)のように白い、シンプルなテーマを作りたかった」と述べています。その言葉のとおり、「Cocoon」は色数を抑え余計な装飾もなくすなど非常にシンプルなデザインが特徴です。
そのため、サイトのジャンルを選ばずに使用できる適応力が大きな魅力です。さらに、デザインを変更できる「スキン」という機能も充実しており、個人サイトだけでなくコーポレートサイトにも十分対応できます。
また、「Cocoon」は見た目のシンプルさだけでなく、直感的に操作できる設定画面やカスタマイズを前提にした設計など、シンプルで使いやすくなっています。WordPressの知識や経験が少ない方でも使いやすいです。
日本人が開発しているため、日本語の公式情報が沢山ある点も大きなポイントです。
内部SEO対策がされている
「Cocoon」では、テーマ側が行うべき内部SEO対策を網羅しています。具体的には、以下のような対策が行われています。
- モバイルフレンドリー
- ページ表示速度高速化
- AMP対応
- HTMLおよびCSSバリデーションエラー0
- 構造化データタグの適用
そのため、特別な対策を行わなくても、「Cocoon」に用意されている設定を行うだけで十分なSEO対策ができます。
レスポンシブ対応
レスポンシブサイトとは、Webサイトをどのデバイスから閲覧しても適切なレイアウトで表示されるWebサイトを指します。スマホ用に最適化したサイトを用意する必要がなく、単一URLでサイトを管理できるため、更新やメンテナンスがしやすいのがメリットです。
「Cocoon」では、PCとモバイルでコードが完全一致しているレスポンシブスタイルを採用しています。そのため、そのままWordPressを使用しているだけで、自動的にPCでもスマホでも見やすいサイトが実現します。
ブログで収益化がしやすい
Webサイトによる広告収益を考えるのであれば、「Cocoon」は最適な選択肢のひとつです。Google アドセンス、Amazon商品リンク、楽天商品リンクなど、各社が提供している広告タグをショートコードとして容易に導入できる機能があります。
ページ表示スピードの高速化に最適化
ユーザーを離脱させないため、またGoogleの評価を損なわないために、ページ表示速度は非常に重要な要素です。「Cocoon」では、ページ速度を高速化できるような作り込みがされており、GoogleのPageSpeed Insightsにも最適化されています。
さらに「Cocoon」にはサイト高速化に関する設定が搭載されており、ブラウザキャッシュの有効化や画像読み込みを後回しにして高速化するLazy Loadの有効化なども設定可能です。
テーマの更新頻度が高い
テーマが定期的にアップデートされている点も見逃せません。現在「Cocoon」の最新バージョンは2024年2月5日に公開された2.7.0ですが、その後わずか10日間の間で、すでに3回バージョンアップを行っています。機能追加や不具合修正など細やかな更新が行われていることにより、使いやすさが向上するだけでなく、セキュリティ面でも安心できます。
「Cocoon」のインストール方法
「Cocoon」は、公式サイトからテーマをダウンロードしてWordPressにインストールします。ポイントは、「親テーマと子テーマを両方ダウンロードすること」と「子テーマを有効化すること」です。
ここでは、「Cocoon」をインストールするための基本的な手順を紹介します。
【手順1】公式サイトから「親テーマ」「子テーマ」をダウンロードする
「Cocoon」公式サイトのダウンロードページへアクセスし、同一ページ内にある親テーマと子テーマをダウンロードします。
- 【推奨環境】
- WordPress 5.7.0以上
- PHP 7.4以上
- Google Chrome
- Firefox
- Microsoft Edge
- Safari
別途「子テーマ」のインストールが必要な理由
「わざわざ親テーマと子テーマの2種類もテーマをインストールする必要があるの?」と思われた方もいるのではないでしょうか。
親テーマだけでテーマを運用すると、テーマをアップデートした際にカスタマイズしたCSSなどが消失してしまいます。別途子テーマをインストールしておくことで、テーマをアップデートしてもカスタマイズした内容を保持できます。そのため、両方のテーマをインストールすることをおすすめします。
【手順2】WordPress管理画面でテーマをアップロードする
WordPress管理画面から「外観」→「テーマ」を開きます。「新しいテーマの追加」を押してから「テーマのアップロード」をクリックして「cocoon-master.zip(親テーマ)」をアップロードします。続けて「cocoon-child-master.zip(子テーマ)」もアップロードします。
【手順3】WordPress管理画面で「Cocoon Child」テーマを有効化する
「cocoon-master.zip(親テーマ)」と「cocoon-child-master.zip(子テーマ)」の両方がアップロードできたら、「Cocoon Child」の「有効化」をクリックします。
「Cocoon」を有効化したら必ず(できたら)やるべき4つの設定
「Cocoon」を有効化したら、最初に以下の設定を行っておくことをおすすめします。
【必須】その1:スキンを設定する
スキンとは、Webサイトの見栄えを変更できる着せ替え機能のことです。Cocoonではスキンが豊富に用意されているため、簡単にいろいろなデザインに変更できます。
【手順】
WordPress管理画面から「Cocoon設定」を開きます。画面左上にある「スキン」タブをクリックします。
スキン一覧が表示されるので、お好みのスキンを選択します。スキンの種類は豊富で、「Cocoon」公式サイトにも使用されている「grayish」をはじめとして100以上のスキンが選択可能です(2024年2月時点で109点)。スキン名の前にある写真アイコンにカーソルを合わせるとプレビューが確認できます。
選択したら、画面上にある「変更をまとめて保存」をクリックします。
「変更をまとめて保存」をクリックすると、プレビューに変更内容が反映されます。
【必須】その2:ヘッダー(ロゴと背景画像)を設定する
ヘッダーは、Webサイトの顔とも言える重要な要素です。ヘッダーは、WordPress管理画面の「Cocoon設定」から設定できます。
【手順】
WordPress管理画面から「Cocoon設定」を開きます。画面左上にある「ヘッダー」タブをクリックします。
「ヘッダー設定」から設定できるのは以下の項目です。いくつも項目がありますが、一度に全ての項目を設定しなくても大丈夫です。ヘッダー背景画像とヘッダー全体色を設定するだけでも、デザイン性がアップします。
項目名 | 設定内容 |
ヘッダーレイアウト | ヘッダーの表示形式を以下から選択 センターロゴ(デフォルト) センターロゴ(トップメニュー) センターロゴ(スリムメニュー) センターロゴ(スリムトップメニュー) トップメニュー トップメニュー(右寄せ) トップメニュー小 トップメニュー小(右寄せ) |
ヘッダーの固定 | チェックすると、ヘッダーを固定(PCのみ) |
高さ※ヘッダーレイアウトが「センターロゴ」の時のみ | PC用のヘッダー高さをpx数で指定(0px~800px) |
高さ(モバイル) | モバイル用のヘッダー高さをpx数で指定(0px~600px) |
ヘッダーロゴ | ヘッダー部分に表示する画像を設定(jpg、jpeg、png) |
ヘッダーロゴサイズ | ロゴの縦横幅を指定 |
キャッチフレーズの配置※ヘッダーレイアウトが「センターロゴ」の時のみ | キャッチフレーズの表示位置を以下から設定 表示しない ヘッダートップ(デフォルト) ヘッダーボトム |
ヘッダー背景画像 | ヘッダー背景として表示する画像を設定「背景画像の固定」「背景画像のすべてを表示」指定可 |
ヘッダー全体色 | ヘッダー全体の背景色および文字色を選択 |
ヘッダー色(ロゴ部) | ヘッダーロゴエリアの背景色および文字色を選択 |
グローバルナビメニュー色 | グローバルナビの背景色および文字色を選択 |
グローバルナビメニュー幅 | グローバルナビのメニュー幅をpx数で指定「メニュー幅をテキストに合わせる」指定可 |
設定したら、画面上にある「変更をまとめて保存」をクリックします。
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有料テーマTCDシリーズの特徴
2024年8月07日
TCDは累計12万人以上のユーザーに使用されている国内最大級のWordPress有料テーマシリーズです。
デザインに慣れていない初心者でもプロが作ったような洗練されたホームページを作りやすく、デザイン構成に自信がない初心者におすすめです。
TCDシリーズの特徴
- 特にトップページが洗練された美しいデザインのサイトを作りやすい
- 基本的にサイトのカスタマイズは独自に用意された「TCDテーマオプション」画面から行っていく
- TCD独自の機能(コンテンツビルダー機能)が用意されておりコンテンツを作成することができる
- 自身のサイトであれば複数サイトで使用可能だが、制作代行の場合は別途ライセンス購入が必要
※テーマにより異なる場合があります。
TCDシリーズの概要
TCDシリーズの特徴と料金
TCDシリーズは株式会社DESIGN PLUS(デザインプラス)さんが開発しているWordPressの有料テーマシリーズです。
テーマの1つ1つがテンプレートとは思えない程の洗練されたクオリティで累計12万人以上のユーザーによって使用されてきた実績があります。
約80のテーマが存在しており、ざっくり合計8つの使用用途に分けられています。
TCDテーマの使用用途別カテゴリー分け
- 企業サイト
- 店舗・施設
- ネットショップ
- ブログ・メディア
- 日本・和風
- ギャラリー・ポートフォリオ
- SNS
- 比較サイト・アフィリエイト
価格帯はは安いもので1万円~3万円前後のテーマが最も多く、4、5万円と少し高額なテーマも存在します。
なお注意点として、制作代行の場合は別途ライセンスを購入する必要があります。制作代行の為にTCDテーマを使用しようと考えられている方は注意しましょう。
自社が所有するサイトであれば複数のサイトで使用することができますが、第三者の為のウェブサイトに使用する場合は別途ライセンスを購入しなければなりません。
TCDテーマのカスタマイズは「TCDテーマオプション」から行う
TCDテーマの主なカスタマイズは管理画面の「TCDテーマ」から行っていくような形になります。
基本的にトップページもTCDテーマオプションのトップページ設定からコンテンツを作成する形になります。
またいくつかのテーマには、トップページに追加したいコンテンツなどをより直感的に作成できるように独自にコンテンツビルダー機能と呼ばれる機能を搭載しています。
TCDテーマはこんな人におすすめ
TCDテーマは以下のような方におすすめできるテーマです。
TCDテーマはこんな方におすすめ
- デザインに自信のない初心者で美しいデザインのトップページのサイトを作りたい方
- できるだけ業種・業界に特化したテーマをもとにホームページを作りたい方
逆に、独自にデザイン・レイアウトを作ろうと思うとかなり難易度が上がります。
テンプレートのままのデザインで問題ない場合は良いですが、公式サイトにあるデモサイトから色々カスタマイズ変更したい場合は注意が必要です。
HEALはインターネット集客ができるエステ・美容サロン向き公式サイトを作成する為に開発されたTCDテーマです。
エステ・美容サロンのサイトで必要になる「スタッフ」や「メニュー」、「キャンペーン」といったページが管理画面から簡単に実装できます。
また、サイト内には緻密に来店(コンバージョン)に繋がるリンクが設置されている構造になっている為、お店の売り上げに貢献するウェブサイトを作成することができます。
HAKUは日本古来の伝統や文化、芸能を世界に広める役割を担うウェブサイトを作成する為に開発されたテーマです。
日本語と英語の両サイトで美しくウェブサイトが表示されるように所々の文章が縦書き・横書きの選択等ができるようになっていたり、細部のデザインまで拘って作られています。
また商品の魅力が何よりも1番に際立つようなデザイン・作りになっていて、ブランド価値を構築する為に使用できるテーマになっています
CUREは医療機関などの公式サイトを作成するのに適したTCDテーマです。
数十年前に作成されて形骸化されたホームページが多い医療市場で、より安心感を与えられる先進的なウェブサイトを作成したいといった方は「CURE」がおすすめです。
なお、「診療案内」や「スタッフ紹介」といった医療機関サイトでよく使うページも簡単に実装できるようになっています。
また、緊急的な告知などを行いたい際にアラートをヘッダーに表示させるといったことも可能です。
NANOは一流企業レベルのコーポレートサイトを作成するのに開発されたTCDテーマです。
企業サイトで重要となる「事業内容」といったページでは多岐に亘る部門にも対応できるように「一覧ページ→親カテゴリーページ→子カテゴリーページ→詳細ページ」といったWordPress構造でできています。
また、お知らせ等もカテゴリーを付けて分類表示させたりすることができるので規模の大きいサイトにも対応しやすいです。
TCDテーマシリーズのデメリット
ここからは、TCDテーマを使って感じたデメリットをご紹介します。
TCDテーマを使用するデメリット
- ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪い
- 拡張性・カスタマイズ性が他の汎用テーマと比べるとやや低い
- 他の有料テーマに慣れている人にとっては少し使いづらい可能性も
ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪い
1つ目のデメリットは、ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪いという点です。
最近のブログやアフィリエイトで人気なWordPressテーマであればほとんどのテーマでブロックエディターが主想定で作られており、テーマ独自の記事装飾用オリジナルブロックが用意されていいます。
TCDテーマではこういったブロックエディターに追加されるオリジナルブロックが存在しません。
なお代わりとなる機能で簡単な装飾であればTCDテーマ専用のクイックタグがいくつか用意されているテーマもあります。
ただしこれらはブロックエディターには非対応で、使用するにはプラグインを使用してクラシックエディターに戻すか、「クラシックブロック」を使用する必要があります。
■(参考)クイックタグの使用デモ(以下はTCDテーマ「HAKU」で旧エディターに戻した上でクイックタグを使用しています。
また、部分部分でブロックエディターに対応していない機能もありますので、ブロックエディター利用想定だとやや使い勝手が悪いかもしれません。
Q.カスタム投稿「コース」の編集画面でGutenbergエディター(ブロックエディター)を使用したいです。
SKINのカスタム投稿「コース」の記事編集画面では、テーマ仕様にて、クラシックエディターの形式で表示される仕様となっております。
弊社といたしましては、ページビルダーをお使いいただくことを推奨しております。
テーマにあわせた独自のコンテンツを用意するなど、テーマの特性にあわせてご用意しておりますので、ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。
カスタムCSS
パネルを切り替え: カスタムCSS
SEO
パネルを切り替え: SEOSEOタイトル文字数:0
検索エンジンに表示させたいタイトルを入力してください。記事のタイトルより、こちらに入力したテキストが優先的にタイトルタグ(<title>)に挿入されます。一般的に日本語の場合は、32文字以内が最適とされています。(※ページやインデックスの見出し部分には「記事のタイトル」が利用されます)メタディスクリプション文字数:0
記事の説明を入力してください。日本語では、およそ120文字前後の入力をおすすめします。スマホではそのうちの約50文字が表示されます。こちらに入力したメタディスクリプションはブログカードのスニペット(抜粋文部分)にも利用されます。こちらに入力しない場合は、「抜粋」に入力したものがメタディスクリプションとして挿入されます。メタキーワード
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